AVEA、ゼロカーボンエミッションの達成を目指す「Race to Zero」に加盟

国連の気候変動グローバルキャンペーンに参加し包括的で持続可能な成長の実現を目指す

産業用ソフトウェアの世界的なリーダーとしてデジタルトランスフォーメーション（DX）およびサステナビリティを推進する英AVEVAは、FTSE100*の^47番目の企業として、国連のRace to Zeroキャンペーンへの加盟を発表しました。

AVEVAのCEOであるピーター・ハーウェック（Peter Herweck）は次のように述べています。「Race to Zeroイニシアティブに参加し、パリ協定で掲げられた気候目標にともに取り組むことは、AVEVAの気候変動対策への姿勢を示すものです。当社は、地球規模で影響を及ぼす気候変動を防ぐため、バリューチェーン全体で取り組んでいます。私たちは、すでに本イニシアティブに参加している多くのお客様や、Microsoft、Accenture、Schneider Electricなどの主要パートナーとともに参加できることを大変嬉しく思います。」

Race to Zeroは、企業、都市、地域、投資家によるリーダーシップと支援を結集し、気候変動による将来の脅威を防ぎ、雇用を創出し、包括的で持続的な成長を可能にする、健全で強靭なゼロカーボンエミッションを目指すグローバルキャンペーンです。主要なネットゼロイニシアチブの連合各社に参画してもらうことで、2050年までに炭素排出量をネットゼロにすることを確約した史上最大の取組みでもあります。現在の参加企業・組織を合計すると、世界のCO2排出量の25%近く、GDPの50%以上を占めます。AVEVAの目的は、COP26までに各国政府がパリ協定への貢献を強化する必要がある中で、脱炭素化の機運を高め、迅速な行動を促すことにあります。

ネットゼロビジネスで著名な英国のアンドリュー・グリフィス（Andrew Griffith）議員は、次のようにコメントしています。「国連のRace to Zeroキャンペーンに加盟したAVEVAにお祝いを申し上げます。これはAVEVAの持つ優れたリーダーシップの表れであり、環境に好影響を与えるNational GridやAnglian Waterのような顧客をサポートする同社の取り組みにも通じています。AVEVAが他のFTSE100企業46社と共にRace to Zeroに加盟することで、参加企業を合わせた時価総額は1兆ポンドを超えます。グラスゴーでのCOP26開催までちょうど100日となりました。今こそ行動を起こす時です。」

エコシステム全体で持続可能性を育むためのコラボレーション

これまでにAVEVAは、BSRや国連グローバル・コンパクトなど、企業が一丸となって気候変動の課題に取り組むサステナビリティイニシアチブに参加しています。昨今AVEVAでは、Renewable Energy Buyers Alliance（REBA）に参加しました。REBAは、大規模なクリーンエネルギー購入者、エネルギー供給者、サービス提供者が共同で設立した団体で、NGOパートナーとともに、すべての非住宅用エネルギー購入者に市場を開放し、よりクリーンで豊かなゼロカーボンエネルギーの未来への迅速な移行を主導しています。」

「AVEVAは持続可能なイノベーションをリードすることをコミットし、当社の事業、企業文化、コアビジネス戦略にサステナビリティを組み込むために積極的に行動しています。」とハーウェックは述べています。「Race to Zeroイニシアティブに参加することで、当社は事業全体にわたり、そして世界中のお客様のために開発するソフトウェアを通して、持続可能性を推進する模範となることを目指します。私たちは、引き続きすべての重点分野における持続可能性に関する誓約を公式なものにするとともに、中間目標を設定して進捗状況を報告していきます。今後数か月の間に、より詳細な情報をお届けできることを楽しみにしています。」