出光興産北海道製油所にAVEVA Schedule AI Assistantを導入しスケジュール管理者をバリューチェーンストラテジストへと転換
2021年9月28日、東京発―エンジニアリングおよび産業用ソフトウェアの世界的なリーダーとしてデジタルトランスフォーメーション（DX）およびサステナビリティを推進する英AVEVAは本日、出光興産株式会社（以下出光興産）が運営する北海道製油所にAVEVA Schedule AI Assistantを導入したことを発表しました。
AVEVA Unified Supply Chainの一部であるAVEVA Schedule AI Assistantは、最適化機能と人工知能（AI）を取り入れたクラウドベースのソリューションです。本ソリューションは、製油所の原油操業スケジュール管理者を支援し、効率性、収益性、処理量に関するシナリオを検討してランク付けできるように設計され、数日分の作業を数秒で完了させ、ビジネスの俊敏性向上と、意思決定を最適化します。また、分析機能がサプライチェーン全体において複数のスケジュールや予測されるイベントを自動的に生成し、評価します。AVEVA Schedule AI Assistantにより、お客様は組織の安全性、持続可能性、経済的バリューチェーンに最適な原油のスケジューリング戦略を策定できます。AVEVA Unified Supply Chainの一部であるAVEVA Schedule AI Assistantは、最適化機能と人工知能（AI）を取り入れたクラウドベースのソリューションです。本ソリューションは、製油所の原油操業スケジュール管理者を支援し、効率性、収益性、処理量に関するシナリオを検討してランク付けできるように設計され、数日分の作業を数秒で完了させ、ビジネスの俊敏性向上と、意思決定を最適化します。また、分析機能がサプライチェーン全体において複数のスケジュールや予測されるイベントを自動的に生成し、評価します。AVEVA Schedule AI Assistantにより、お客様は組織の安全性、持続可能性、経済的バリューチェーンに最適な原油のスケジューリング戦略を策定できます。
現在多くの製油所では、生産性向上と安定した生産にむけ、プランニングとスケジューリングプロセスの最適化を目指しております。また経営陣はスケジュールの最適化により変化する環境に責任を持って備えています。生産スケジュール管理者は、タンカーから原油を降ろし、貯蔵タンクに移し、原油蒸留装置ごとにチャージするといった、製油所全体の原油の流れを計画します。そして、装置能力、流量、組成における制限を考慮し、タンクのメンテナンスを行い、最終製品の生産管理により収益を最大化します。しかし、これらのプロセスを効率化するうえで障害となっているのが人為的ミスと時間的制約です。複数ステップのプロセスで変数が膨大になるとエラーが発生しやすくなり、理想的なプロセスを設計し全体を最適化が困難になります。
AVEVA Unified Supply Chainの予測および規範型人工知能は、お客様のスケジュールに関する意志決定をシームレスに行い、収益拡大を支援します。さらに、AVEVA Schedule AI Assistantにより一層多くの価値を引き出すことができます。
出光興産はAVEVA Unified Supply Chainの導入により同社のバリューチェーンを最適化し、複合的なダウンストリームオペレーションを標準化し、製油所の運用を変革してきました。同社はAVEVA Unified Supply Chainにより、精製マージンの向上、オペレーションの最適化、原油や輸送コストの最小化に向けた意思決定プロセスを強化するプランニングとスケジューリングモデルを開発しました。次のステップとして同社の北海道製油所において Schedule AI Assistantを利用しながらAVEVA Value Chain Optimizationを用いたデジタル化プログラムを進めております。
AVEVAのプランニング&オペレーションズビジネスユニット担当シニアバイスプレジデントであるハープリート・グラティ（Harpreet Gulati）は次のように述べています。「Schedule AI Assistantにより、AVEVA Unified Supply Chainソリューションは、有効なソリューションを数多く提供し、それらをクラウドの中心に配備することで、運用スケジュール管理者をバリューチェーンストラテジストへと転換します。AIに支援によるサプライチェーン意思決定支援システムは、最も効率的な行動方針の提示により、チームの時間を節約し、目標を超えることができます。AVEVAの包括的なソフトウェアポートフォリオは、お客様に最高レベルの効率性を提供し、真のバリューチェーン最適化を実現します。」
Schedule AI Assistantは、AVEVA Unified Supply Chainソリューションを次のレベルに引き上げ、原油データ管理から、取引、生産計画、ネットワーク最適化、スケジューリング、パフォーマンス監視に至るまで、バリューチェーンの各コンポーネントに対応する機能をさらに強化します。
出光興産で本システム開発のProject Managerを務める 情報システム部課長 吉井清次氏は、次のように述べています。「このプロジェクトは当初、技術的に実現が非常に困難であると感じていましたがわずか1年程度で実用に耐えうるソフトウェアを開発し実際に運用できました。この成果は、従来のトライ＆エラーのシミュレーションベースのスケジューリングの概念を大きく変える、新しい世代のスケジューラが出来上がったと確信しています。今後、更なる展開を行うことで、大きな成果につなげていきたいと考えています。」
アヴィバについて
AVEVAは、デジタルトランスフォーメーションとサステナビリティを推進する産業用ソフトウェアのグローバルリーダーです。データ、情報、人工知能（AI）の力を人の洞察力と結びつけ、企業や組織の新たな価値創出に貢献します。これをパフォーマンス・インテリジェンスと呼んでいます。またAVEVAはこれをパフォーマンスインテリジェンスと呼び、当社の包括的なポートフォリオで20,000以上の企業がよりスマートなエンジニアリング、より優れたオペレーション、そして持続可能な効率性を手に入れています。また世界中の 5,500 社のパートナーと 5,700 人の認定開発者による信頼性の高いエコシステム通し、お客様をサポートしています。AVEVA は本社を英国ケンブリッジに置き、世界 40 カ国以上、90 カ所の拠点に 6,500 人の従業員を擁しています。詳細は https://www.aveva.com/ja-jp/をご覧ください。
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